GPS技術に強みを持つGarmin。登山・ランニング・サイクリングなど、アクティブな用途に特化したスマートウォッチを多数展開しています。

その中でも「vívoactive」シリーズは、スポーツと日常使いのバランスが取れた万能モデル。最新の「vívoactive 5」は、スマートウォッチモードで最大11日間のバッテリー、Suica対応、充実の健康管理機能を搭載しています。

結論から言うと、バッテリー持ちを最優先にしたい方にとってベストな選択肢の一つです。実際に使ってみた感想を交えてレビューします。

Garmin vívoactive 5の基本スペック

価格(2025年2月時点)

¥39,800

画面サイズ

1.2インチ (30.4 mm)

重さ(ベルトを除く)

23g (標準付属バンド込み:36g)

厚み

11.1 mm

充電時間

記載なし(Garmin独自の充電ケーブルを使用)

連続使用可時間

スマートウォッチモード: 約 11 日間
バッテリー節約スマートウォッチモード: 約 21 日間
GPSモード: 約 21 時間
マルチGNSSモード: 約 17 時間
マルチGNSS+音楽再生モード: 約 8 時間

睡眠計測

あり(アドバンス睡眠モニタリング)

心拍数計測

あり(手首ベースの心拍測定、常時測定)

消費カロリー計測

あり(心拍ベース)

血中酸素濃度計測

あり(スポットチェック、オプションで終日または睡眠時)

ストレスレベル計測

あり

歩数測定

あり

移動距離測定

あり

ワークアウト数

多数(カーディオ、筋トレ、HIIT、ヨガ、ピラティスなど)

防水

5 ATM

電子マネー

あり(Garmin Pay、Suica対応)

カラーバリエーション

Black / Slate・Ivory / Cream Gold・Blue / Blue Met・Orchid / Orchid Met

Garmin vívoactive 5を実際に使ってみた感想

大画面なのに圧迫感がない絶妙なバランス

1.2インチのAMOLEDディスプレイは視認性が高く、屋外の日差しの下でもはっきり見えます。トレーニング中や移動中でもパッと情報を確認できるのは嬉しいですね。

ディスプレイの見え方
装着見た目

大画面でありながら、本体の厚みはわずか11.1mm、重量も36g。長時間つけていても手首への圧迫感がありません。ベゼルが細いので画面が広々として見えるのもポイントです。

側面

11日間充電不要のバッテリーは伊達じゃない

スマートウォッチモードで約11日間、バッテリー節約モードなら最大21日間。Apple Watch Ultra 2の低電力モードが最長72時間なので、その差は歴然です。

「充電を忘れた朝」のストレスから解放されるのは、地味に生活の質を上げてくれます。週末にちょっと充電しておけば一週間余裕で持つので、充電の存在自体を忘れかけます。

ただしGPSモードでは約21時間、マルチGNSSモードでは約17時間と消費が増えるので、長時間のアウトドアでは注意が必要です。

睡眠コーチ・お昼寝検出が地味に便利

睡眠の質を100点満点で評価する「睡眠スコア」機能を搭載しています。浅い睡眠、深い睡眠、レム睡眠の各段階を詳細にモニタリングしてくれます。

睡眠コーチ
公式Webサイトより

お昼寝検出機能もあり、昼寝を自動的に記録してくれます。理想的な昼寝のタイミングや長さについてアドバイスももらえるので、昼寝の言い訳に使える…もとい、健康管理に役立ちます。

Garmin vívoactive 5のデメリット

UIがやや古めかしい

機能面は優秀ですが、インターフェイスのデザインはやや古いAndroidっぽさが残っています。Garmin独自のOSを搭載しているためです。

操作性自体は悪くなく、スワイプやタップで直感的に使えます。ただ、もう少し洗練されたデザインならさらに良かったな、という印象は拭えません。

とはいえ、最新のWear OSに変えるとバッテリー駆動時間は大幅に短くなってしまうので、これはトレードオフですね。

Wear OSとは?

Wear OSは、Googleが開発したスマートウォッチ向けのオペレーティングシステム(OS)です。Androidをベースにしており、Google Playからアプリをインストールできるほか、Google アシスタント、Google マップ、Fitbitの健康管理機能などが利用可能です。SamsungやFossilなどのメーカーが採用しており、Apple WatchのwatchOSと競合します。

Suicaは定期券として使えない

Suica対応ではありますが、Garmin PayのSuicaは「無記名式」のため定期券としては使えません。通勤・通学でSuica定期を使っている方は、別途スマホやカードでの定期利用が必要です。

定期区間外の移動やコンビニ・自販機での支払いには便利なので、補助的な決済手段として活用するのがおすすめです。チャージはスマホのGarmin Connectアプリから簡単にできます。

Garmin vívoactive 5はこんな人におすすめ

  • 充電を気にしたくない方:最大11日間のバッテリーは、頻繁な充電が面倒な方にぴったりです
  • Suica決済をウォッチで使いたい方:数少ないSuica対応Garminモデル。ランニング時にスマホを持ち出す必要がなくなります
  • 健康管理を重視する方:睡眠スコア、心拍数、血中酸素、ストレスレベルなど、日々の体調を総合的に把握できます

バッテリー持ち、健康管理、Suica対応と、日常使いからスポーツまで幅広く活躍してくれる「Garmin vívoactive 5」。UIの古さは好みが分かれますが、「充電の煩わしさから解放されたい」という方には自信を持っておすすめできるスマートウォッチです。