結論から言うと、寝ながらイヤホン(通称:寝ホン)は「寝つきが悪い」「騒音が気になって眠れない」という悩みを持つ方にかなりおすすめです。

普通のイヤホンで寝ようとすると、耳が痛くなったり寝返りで外れたりしますよね。寝ホンはそのあたりをうまく解決してくれるアイテムなんです。音楽やASMRを聴きながら、気づいたら朝だった……なんて体験ができますよ。

この記事では、寝ながらイヤホンの特徴や選び方、おすすめモデルまでまるっと紹介していきます。

寝ながらイヤホンの特徴って何?

寝ながらイヤホンが普通のイヤホンと大きく違うのは、「寝返りを打っても外れにくく、耳が痛くなりにくい」という点です。これが地味に大事で、横向きで寝る派の方にとっては死活問題だったりします。

多くの寝ホンは通常のイヤホンよりも小型で、柔らかい素材が使われています。また、リラックスしやすいように自然な音質に調整されているモデルもあります。つまり「寝ること」を前提に設計されているわけですね。

Anker公式サイトより
Anker公式サイトより

寝ながらイヤホンのメリットとは?

「寝る前にスピーカーで音楽流せばいいんじゃない?」と思う方もいるかもしれません。でも、イヤホンだからこそのメリットがあるんです。

睡眠の質の向上

心地よい音楽・自然音・ASMRを聴くことで、ストレスが軽減されてスムーズに眠りにつけるようになります。枕元でスマホのスピーカーを鳴らすのとは没入感が段違いです。

一部のモデルでは、設定した時間になると徐々に音量をフェードアウトさせるスマートな音楽再生機能が備わっています。「寝落ちしても朝まで音が鳴り続ける」という心配がないのは嬉しいポイントですね。

騒音の遮断

パートナーのいびき、近隣の騒音、旅行中の環境音など、さまざまな騒音を効果的に遮断できます。特にカナル型やノイズキャンセリング機能を搭載したモデルはその効果が高いです。

木造アパートや防音効果の低いマンションでは、隣室の騒音だけでなく普通の生活音によってストレスを増やすこともありますよね。耳栓だと「静かすぎて逆に落ち着かない」という方には、好きな音を流しながら遮音もできる寝ながらイヤホンがぴったりです。

寝ながらイヤホンの選び方

ここからは選び方のポイントを紹介します。普通のイヤホンとはちょっと違う視点が必要なので、ぜひチェックしてみてください。

サイズと形状

睡眠中に使うものなので、軽量設計で柔軟な素材(特にシリコン製)が使われていること、適切なイヤーチップのタイプ(カナル型またはインナーイヤー型)とサイズが重要です。

特に横向きで寝る方は、イヤホンのハウジングが平らであるか、耳からあまり突出しないロープロファイル設計であると枕との接触による圧迫感を軽減できます。寝ながらイヤホンを選ぶうえで、ここが一番重要なポイントです。横向き寝の方は特に要チェックですよ。

Anker公式サイトより(寝ホン特有のサイズと形状)
Anker公式サイトより(寝ホン特有のサイズと形状)

ノイズキャンセリング機能

周囲の騒音が気になる場合は、ノイズキャンセリング機能の有無も重要なポイントです。特にアクティブノイズキャンセリング(ANC)が備わっていると、電子的な処理によって外部の騒音を打ち消す仕組みなので特に低周波の騒音に対して有効です。

また、一部のイヤホンには、ホワイトノイズなどの環境音を再生して騒音を低減させる機能も搭載されています。これが意外と便利なんです。

音質

寝ながら使う場合、過度に低音が強調されたり、シャープすぎる音質はリラックスを妨げる可能性があります。バランスの取れた自然なサウンドプロファイルがおすすめです。

一部のモデルは、ASMRやオーディオブックなどの音声コンテンツを聴きやすいように特別に調整されています。寝る前のルーティンに合わせて選ぶのもいいですね。

おすすめの寝ながらイヤホンはこちら!

寝ながらイヤホンはさまざまなメーカーから販売されており、価格帯も機能もいろいろです。ここでは、個人的におすすめしたい寝ながらイヤホンを紹介します。

まず基本スペックを比較して表にすると以下の通り。前述の選び方ポイントと照らし合わせてチェックしてみてください。

Anker Soundcore Sleep A20

1MORE Sleeping Earbuds Z30

GEO 寝ながら完全ワイヤレスイヤホン

価格(2025年3月時点)

¥16,990

¥10,800

¥2,178

カラーバリエーション

サンドベージュ

ホワイト

ブラック / ホワイト

サイズ

66 × 66 × 29mm

60 × 30 × 38.5mm

60.5 × 41.7 × 26.2mm

重さ

イヤホン(片耳):3g、 ケース:53g

イヤホン(片耳):2.7g、 ケース:34g

イヤホン(片耳):3.4g、 ケース:30.5g

ノイズキャンセリング

△(ノイズ低減機能あり)

対応コーデック

AAC、SBC

AAC、SBC

AAC、SBC

再生可能時間

10時間 / 55時間(単体 / ケース込み)

6時間 / 24時間(単体 / ケース込み)

1.5時間 / 6時間(単体 / ケース込み)

Anker Soundcore Sleep A20|コスパ最高イヤホンで超定番ブランド!

Anker Soundcore Sleep A20

Anker Soundcore Sleep A20

寝ホン界の王道といえば、やっぱりAnkerのSoundcore Sleep A20です。人間工学に基づいた立体的なデザインと柔らかい素材のイヤーチップで、快適なつけ心地と遮音性を両立しています。片耳約3gの軽量設計とコンパクトサイズで、長時間つけていても疲れにくく、寝返りを打っても快適に使えます。

公式サイトより(柔らかい素材を使っています)
公式サイトより(柔らかい素材を使っています)

イヤホン本体のみで最大10時間、充電ケースと合わせて使うと最大55時間の音楽再生が可能です(Bluetoothモード使用時)。睡眠状態をモニタリングする機能も搭載されていて、入眠時間、寝返りのタイミング、体勢、睡眠時間を記録してくれます。専用アプリからは、アラームの設定やサウンドの停止タイミング、ノイズの繰り返し再生などが可能です。

さらに、事前にイヤホン本体に音楽を転送することで、Bluetooth接続なしでも使用できる睡眠モードも搭載されています。スマホのバッテリーを気にせず使えるのは地味にありがたいですよね。Soundcoreアプリの「イヤホンを探す」機能を使えば、Bluetoothの接続範囲内にあるイヤホンの場所を音を鳴らして知らせることもできます。朝起きて布団の中から行方不明になったイヤホンを探す……という「寝ホンあるある」を解決してくれます。

実は前世代モデル(A10)を詳細にレビューして記事にまとめています。Anker Soundcore Sleepシリーズの要点が掴めるので、合わせてチェックしてみてください。

https://prefetch.jp/article/soundcore-sleep-a10-review

1MORE Sleeping Earbuds Z30|寝ホン界隈で有名なブランドの最新モデル

1MORE Sleeping Earbuds Z30

1MORE Sleeping Earbuds Z30

片耳わずか2.7g、厚さ7.5mmという驚きのコンパクトさ。特に横向きで寝る方にとって快適な装着感を実現しています。抗菌性イヤーチップで衛生面を保ち、就寝中の動きにも耐えられるようしっかりとフィットします。最大24dBの消音機能を備え、専用アプリから音楽モードとヒーリングモードの2つのリスニングモードにアクセスできます。

公式サイトより(1MORE専用アプリでヒーリングモード)
公式サイトより(1MORE専用アプリでヒーリングモード)

ヒーリングモードでは、風や自然の音など、30種類のカスタマイズ可能なリラックスできる音が再生されて、睡眠を助けてくれます。音質面ではiOSデバイスで高解像度オーディオに対応したAACコーデックに対応しています。バッテリーも優秀で、ヒーリングモードで最大32時間、音楽モードで最大24時間駆動します。一晩充電を忘れても余裕で使えるのは安心ですね。

GEO 寝ながら完全ワイヤレスイヤホン|ゲオのプライベートブランドで低価格設定が嬉しい

GEO 寝ながら完全ワイヤレスイヤホン

GEO 寝ながら完全ワイヤレスイヤホン

公式サイトで詳細を見る

一時期ネットメディアでも話題になったゲオの寝ながらイヤホン。横になっても耳が痛くならないように、柔らかい素材を使用しており、耳に優しくフィットするインナーイヤー型で、遮音性が高いため耳栓代わりとしても使用できます。ハウジングには耳に優しい特殊なシリコンが採用されています。

公式サイトより(超低価格なのに2色展開してます)
公式サイトより(超低価格なのに2色展開してます)

また、DSP+ENCデュアルマイクを内蔵しているため、クリアな通話品質を実現し、テレワークやリモート会議での使用にも適しています。動画視聴の際に発生する映像と音のズレを低減する低遅延モードも搭載されており、ゲームや動画をストレスなく楽しむことができます。

そしてなにより圧倒的に安い。おそらく他の2製品よりも耐久性やビルドクオリティは劣るはずですが、「寝る時だけ使う」「壊れたら買い替える」感覚で運用するなら、試しに買ってみるのもありです。¥2,178という価格なら、寝ホンの入門としてはベストな選択肢かもしれません。


寝ながらイヤホンは、快適な睡眠やリラックスタイムをサポートしてくれる便利なアイテムです。自分にぴったりの寝ながらイヤホンを見つけて、快適な睡眠を手に入れましょう。